2023年に開催の「第17回チャイコフスキーコンクール」において、第2位を受賞したイギリス人ピアニスト、ジョージ・ハリオノは、9歳でソロリサイタルデビューを果たし、イギリスをはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地において活躍。ウィグモア・ホール、ベルリン・フィルハーモニー、ロイヤル・アルバート・ホール、シカゴ・シンフォニー・センターなど著名なホールで公演を行っている。
12歳でコンチェルトデビューを果たしてからは、モスクワ国立交響楽団、マリインスキー歌劇場管弦楽団、タタルスタン国立交響楽団、シカゴ・ニューミレニアム管弦楽団、フランクフルト歌劇場管弦楽団、チュメニ・フィルハーモニー管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと共演を重ねている。また、ワレリー・ゲルギエフ、アレクサンドル・スラドコフスキー、高関健、セバスティアン・ヴァイグレといった名高い指揮者とも共演している。
2013年にサウスバンク・センターでのベートーヴェンのピアノソナタ第1番を録音。2016年にモスクワ音楽院大ホールで演奏したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は、ロシア国営放送により生放送されたほか、Medici TVにて生配信も行われた。
その他これまでに、グランド・ピアノ・コンペティション(モスクワ)、仙台国際音楽コンクール、ロイヤル・オーバーシーズ・リーグ音楽コンクール(ロンドン)、ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクール(アメリカ・ユタ州)、ラニー=シュル=マルヌ国際コンクール(パリ)、ディヌ・リパッティ・ピアノ・コンペティション(ブカレスト)など、世界各地の有名コンクールにて数多く入賞。デニス・マツーエフは、“彼はその恵まれた才能により、今後驚異的な経歴を残すだろう”と彼を称えている。
王立音楽大学で学士号(音楽)を取得。2022年には440Hzアワーズ(ユーリー・テミルカーノフ主催)において、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番で「ベスト・ゲスト・アーティスト」を受賞。
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