スペインが生んだ偉大な舞踊家、アントニオ・ガデス生誕80周年
ガデスの美学と実力を受け継ぐ名門舞踊団、7年ぶり待望の来日!!
アントニオ・ガデス舞踊団 2016年日本公演
≪東京公演≫
〔日 程〕 2016年9月17日(土)13:00/17:00開演(Aプログラム) 、
9月18日(日)13:00開演(Bプログラム)、9月19日(月・祝)13:00開演(Bプログラム)
〔演 目〕 【Aプログラム】『血の婚礼』『フラメンコ組曲』 【Bプログラム】『カルメン』
〔会 場〕 Bunkamuraオーチャードホール
〔料 金〕 S席 12,500円 A席 10,500円 B席 8,500円 C席 6,500円(全席指定・税込)
〔チケット取扱〕 Bunkamuraチケットセンター(TEL:03-3477-9999)、他各プレイガイド
〔主 催〕 TBS / Bunkamura / MIYAZAWA & Co.
〔後 援〕 駐日スペイン大使館 / セルバンテス文化センター東京 / 日本フラメンコ協会
〔お問合せ〕 Bunkamura 03-3477-3244(10:00~19:00)
※公演詳細は、 Bunkamuraホームページをご覧ください http://www.bunkamura.co.jp/
≪兵庫公演≫
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
2016年9月22日(木・祝) :Bプログラム
主催:キョードー大阪 / お問合せ:サンライズプロモーション大阪 0570-200-888(10:00-18:00)
≪福岡公演≫
アクロス福岡 福岡シンフォニーホール
2016年9月23日(金) 19:00開演:Aプログラム
主催:RKB / お問合せ:キョードー西日本 092-714-0159
ほとばしる情熱、愛!熱い感動を呼び起こす最高傑作を体感して!
フラメンコはステップじゃない。動きの狭間に、愛を生むこと。
伝統に裏打ちされた風格に、斬新でスタイリッシュな切り口を覗かせる。観る者を魅了して止まないカリスマ。フラメンコ舞踊にビフォー・アフターをもたらした20世紀のレジェンド、アントニオ・ガデスの情熱は、今もなお、舞台の上に生き続ける。
スペイン内戦が勃発した1936年、バレンシア州アリカンテ県に生まれたアントニオは、十代で巨匠ピラール・ロペスに見出され、瞬く間に舞踊界のスターとなる。そしてその類稀な才能で、フラメンコ舞踊を一地方の民族舞踊から、世界の舞台芸術に創り変えた。
2004年、ガデス他界後は、彼の愛弟子だったステラ・アラウソ監督の元、その遺志を継ぐ新生アントニオ・ガデス舞踊団が結成され、10年に渡り世界中の舞台で絶賛を浴びている。
踊り、音楽、ビジュアル、全てが溶け合うステージは、初演時の細かいディテールまで完璧に再現され、熱い感動を現代に呼び起こす。ガデスの世界観を体現する『フラメンコ組曲』。20世紀のスペインを代表する詩人・戯曲家フェデリコ・ガルシア・ロルカの作品を舞台化した『血の婚礼』。そして19世紀のフランスの作家プロスペール・メリメの作品を題材とし、30年の時を経てもなおセンセーショナルなガデスの代表作『カルメン』。そのどれもが、ほとばしる情熱、愛、生々しい情念と悲しみで彩られる。スペインの光と影を、ここに、感じて欲しい。
東敬子(フラメンコ・ジャーナリスト)
永遠に語り継がれる傑作の数々を上演し、
ガデスの息吹を伝える名門カンパニー
アントニオ・ガデス舞踊団
フラメンコ史を塗り替えた偉大なる芸術家として、世界中から愛し続けられているアントニオ・ガデス。その踊りと洗練を極めた美学を今に受け継ぐ名門カンパニー、“アントニオ・ガデス舞踊団”。
ガデスが亡くなる数ヶ月前の2004年、自身の作品の保護や普及を目的とする財団を設立。そして財団は、長年ガデスのパートナーとして踊ってきたステラ・アラウソを芸術監督に迎え、新生“アントニオ・ガデス舞踊団”を結成した。世界的なフラメンコ・ブームを巻き起こした「カルメン」の再上演を皮切りに始まった世界ツアーでは、「血の婚礼」「フラメンコ組曲」など、代表作の数々が上演されている。
セビリアの「フラメンコのビエナル」における金賞、マチャード財団のデモフィロ賞、トレドのテアトロ・ロハス賞など主要な賞を受賞し、世界中を魅了し続けている。