若林 顕 Akira Wakabayashi

MIYAZAWA&Co.

若林 顕 Akira Wakabayashi

常人離れした技巧、オーケストラに匹敵する表現力。

世界に飛翔する、日本を代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。

20歳で第37回ブゾーニ国際ピアノ・コンクール第2位、22歳でエリーザベト王妃国際コンクール第2位の快挙を果たし一躍脚光を浴びた。その後国内外の多数のオーケストラとの共演や国内外でのソロ・リサイタル等、多忙な演奏活動を展開し、現在に至るまで常に第一線で活躍し続けている。東京藝術大学で田村宏氏に、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院、ベルリン芸術大学でハンス・ライグラフ氏に学ぶ。2002年にニューヨーク・カーネギーホール(ワイル・リサイタル・ホール)で鮮烈なリサイタル・デビューを果たした。共演したオーケストラは、N響をはじめとする国内の主要なオーケストラのほか、ベルリン響、サンクトペテルブルク響、ロシア・ナショナル管などの海外の名門オーケストラ、ロジェストヴェンスキー、アルブレヒト、ハーディング名指揮者とも数多く共演している。室内楽の分野では、ブラッハー、イッサーリス、ルルー、バボラクなど、内外の名手達と数多く共演。また、近年はヴァイオリニスト鈴木理恵子とのデュオで、作品の本質に迫る深い音楽性が各地で非常に高い評価を受けている。リサイタルにおいては2014年と2016年にサントリーホール(大ホール)、2020年11月には4年ぶりに東京芸術劇場コンサートホールでソロ・リサイタルを行い、「ポリーニのショパン・エチュードのCD帯にあった『これ以上何がお望みですか』ではないが若林の技巧も然り。感服した」(「音楽の友」上田弘子氏)と高く評され聴衆の支持を受けた。また、自身では3回目となる「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲シリーズ」を2017年に完結し、2018年より2022年まで「ショパン:ピアノ作品全曲シリーズ・全15公演」を行った。2023年から東京芸術劇場でリサイタル・シリーズを行い、2024年公演ではJ.S.バッハの平均律ピアノ曲集第1巻の全曲演奏を行い音楽の友誌等で絶賛された。レコーディングでは多数のソロ・アルバムをリリース。最新盤「ショパン:エチュード全集」など全てレコード芸術・特選盤となり、極めて高い評価を受け続けている。また、2014年以降リリースされた鈴木理恵子とのデュオによるCDも常に高い評価を受けている。第3回出光音楽賞、第10回モービル音楽賞奨励賞、第6回ホテルオークラ賞受賞。

若林顕 公式HP:wakabayashi-akira.jp